こんにちは！
今回は、キルギスにある日本食をご紹介したいと思います。
キルギスでは日本という国はめちゃくちゃ有名というわけではありませんが、知っている人は知っているといった感じです。
有名なものとすればやはり日本食。
ということでキルギスで見つけた、「？」な日本食！
お寿司
まずは、キルギスに限らず、私たちが知っているオリジナル料理とは変わってしまう料理ナンバー１のSUSHI。
ここでも例外なく、寿司(？？)のレストランがあります。もちろん海外寿司でお決まりのロールもあります。中には日本人の私たちが食べても何のお寿司かわからないものや、抹茶の味がするワサビなども、、、緑色だったら良いわけではない。
これはもはや別の料理。あと、キルギス人に、実際の日本の寿司(ご飯の上にネタがのってるやつ)の写真見せたら、え！それだけ？つまんない！といった答えが返ってきてびっくりした記憶があります。いや、つまらないも何も寿司は本来これなんだわ、と。まあこの謎な寿司もおいしくないわけではないし物珍しいので、ちょこちょこ食べに行ってます。寿司ではないがおいしい。
やきとり
それから、めちゃくちゃびっくりした料理がほかにもまだあってですね、YAKITORI。現地の方が運営している日本料理屋さんに行ったときに、やきとり盛り合わせというメニューがあって食べたくて頼んでみたんですが、出てきたのはこれ！！
ちょっとまって、鶏はどこ？
確か６本中１本だけが鶏肉でした。あとはほかのもの。
これ面白いのが、鶏を刺して焼いたらよいのに、内陸国で手に入れにくい海産物を買ってきてわざわざそれらを刺していること。もう半年近くここにいますがキルギスでイカを食べたのはこの時だけです。鶏でいいんだ。意外と貝の串刺しの焼き鳥(？)がおいしかったです。
抹茶
それから、ビシュケクのカフェには、よく抹茶というメニューがあります！
私は大の抹茶好き人間なのでここでも抹茶飲めるのか！！とすっごく嬉しくなりました。あまり多くはないですが、日本のカフェで飲んだことある抹茶！！おいしい！となることも。ただ、時折変な抹茶に遭遇します。なんか抹茶とフルーツを混ぜるんですよね。例えば「抹茶マンゴー」。
まぁ、おいしかったですが、なんでその２つ混ぜた？
おにぎり
あ、それからおにぎりを売っているお店も！
ちゃんと日本のコンビニみたいな、１，２，３の順に開ける、海苔がパリッとした状態で食べれるやつ！裏には日本語で説明が書いているのもある！私はツナが好き。ピクルスが入っていたり、なぜかご飯がすっごいぎゅっぎゅっとなっていたりしますが、れっきとしたおにぎりです。日本のご飯あるの嬉しい。
なぜ謎な日本食が存在するのか？
ここで、なぜ私たちが知っている日本食があまりないのか、というのにはいくつか理由があると思いますが、私が思っているのは、食文化が大きく違うから。キルギスは海と面していない内陸国であり、魚を食べる習慣があまりありません。ゼロではないですが肉肉肉ごくたまに魚、という感じで特に生の魚に出会うことはほぼないです。それゆえ魚っぽいにおいがするものはあまり得意ではないです。私が満面の笑みで誰かからもらった海の幸(？)ふりかけをうま～～～という気持ちでおいしいおいしいと食べていたら、え？これおいしいんか？という顔をされたことがあります。また、それとは少し違いますが、あれだけ海外でもMISOスープと有名な、味噌汁もあまり得意ではないよう。「これアルコール入り？」と聞かれて、え？お酒なんか入ってないよ？？とびっくりした記憶も(もしかするとムスリムなのでお酒には敏感なのかも)。発酵食品も食べ慣れないのでそうなったのだと思います。私たちにとって普通のご飯なのに違う国だとびっくりするような反応があって面白いです。日本料理もっと知ってちゃんと作れるようになりたいな。
もはや日本食(？)ですが、日本人として日本料理が人気あるのはとっても嬉しい。まあ実際の日本食とは変わってしまうのも、海外っぽくてそれはそれで良きです。
ということでではまた！
